教育・心理学科 – 人間教育学部

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人間教育学部 – 教育・心理学科

こどもを取り巻く環境の変化等を背景にして、教育課題の複雑化・多様化が問題となっています。
教育・心理学科では、カトリック精神に基づく広い視野と豊かな人間性を育みながら、教育現場に求められる「チーム学校」の理念のもと、教員、保育士、公認心理師等の養成を行います。幅広い人間教育と専門教育および地域での学びを通して、高度な専門的知識と実践的な指導力を備えた、社会に貢献できる人材を育てます。

 

児童_実践的な学び国語

学びの目標

人間教育学部の目的

人間教育学部は、カトリック精神に基づき、広い視野と豊かな人間性を育み、「チーム学校」の理念のもと、教員、保育士、公認心理師等の養成を通して幅広い人間教育を行い、広く社会の教育・対人援助の分野で貢献できる高度な専門的知識と実践的な指導力を備えた人材の養成を目的とする。

教育・心理学科の目的

教育・心理学科は、多種多様な専門職・機関および地域との連携・協働に優れたリーダーシップを発揮し、学校教育を内外から支える力を身につけた人材を養成する。

初等・中等(英語)教育専攻は、教員養成を主たる目的とする専攻であり、「チーム学校」の理念のもと、学校教育において要求される高度な専門性を持った教員の養成を行う。

心理・文化専攻は、「チームとしての学校づくり」の中核をなす高い専門的知見を備えた心理専門職の育成を行う。

教育・心理学科の学びの目標

小学校、中学校(英語)、高校(英語)や義務教育学校に対応する教員を目指して

小学校、中学校、高校や義務教育学校をはじめとする時代のニーズに対応できる専門性と実践力を身につけ、学校教育などに有為な人材を目指し、専門的な学びを深めます。


公認心理師に対応したカリキュラムで

心理・文化専攻では、国家資格「公認心理師」を視野に、心理学について幅広く専門的に学び、教育・医療・福祉などの様々な領域に対応できる心理専門職を目指します。


学校教育を内外から支える力に

教育学、保育学、心理学、言語、文化などの専門的知識・技能を身につけ、それぞれの専門性を活かして、学校教育を内外から支える力を養います。


子どもの心のケアができる教育者・保育者を目指して

4年制大学である強みを活かし、広い視野や豊かな教養を身につけます。心理学など幅広い領域の学びを通して「子どもの成長の支援者」として子どもの心のケアができる教育者・保育者を目指します。

教育・心理学科の求める学生像

  • 人間と教育に興味・関心を持ち、学ぶ意欲のある人
  • 多角的な視点から物事を考え、その考えを表現する力や相手を理解しようとする姿勢を持っている人
  • 向上心や探究心を持ち、主体的に他者と協調して様々な活動を行う意欲のある人
  • 地域・社会活動に興味があり、積極的に取り組む意欲のある人
  • こども_実践的な学び
  • 心理_仙波先生ゼミ

教育・心理学科の学びの特色

「チーム学校」のコンセプトの下に

「チーム学校」とは、複雑化・多様化する学校現場において、教員が心理専門職や地域の方などと連携・協働して学校作りを行う仕組みです。教育・心理学科においては、「チーム学校」の理念のもと、広く社会の教育・対人援助の分野で貢献できる人材を養成します。

専攻・コースの選択は1年生の後期から

1年生前期では基礎教育科目や専門基礎科目を学びながら、自分に合った専攻・コースを選ぶ時間です。学科内での実際の学びを通してじっくりと専門を選ぶことができます。

3つのポリシー

  教育・心理学科の3つのポリシー【 PDF

取得できる免許・資格

取得できる資格

  取得できる資格【 PDF

ピックアップ授業

教育原理

教育原理

教育という営みの役割や歴史をもとに、「教育とは何か?」について考えます。これは、人間はどのように生きるべきかということと関わっています。AI技術が急速に進展する現代だからこそ、大学生がその問いに向き合い、教育観を深める学びが重要です。


ファウンデーションコース

ファウンデーションコース

本学の4年間で、様々な講義を通して英語の運用力を身に付けます。1年前期に履修するこの授業で、英語の音に慣れ、英語をたくさん使うことで英語力と自信を付けていきます。


算数科教育法

算数科教育法

日常の事象を算数の舞台にのせ、数学的な見方・考え方を駆使してよりよく処理していくことを学ぶ教科です。問題を問題として捉え、そこに決まりを見つけていく楽しさを味わう授業づくりを目指します。


音楽Ⅱ

音楽Ⅱ

この授業では、保育士や幼稚園教諭に求められるピアノ奏法の基本を学び、幼児向けの歌を弾き歌いする技術を身に付けます。授業は少人数で、各人のレベルに応じて個別に指導します。


こどもと表現

こどもと表現

この授業では、こどもについて「表現」という視点から学びます。学生が、ストーリーから絵まで自分自身で絵本を作ることで、実践的にこどもと表現について理解を深めます。


心理学的支援法

心理学的支援法

様々な心理に関する支援方法や心理療法、地域支援などについて概説し、心理学的支援法の実際について身の回りにある問題や具体例を取り上げながら授業を進めていきます。


フランス語Ⅰ

フランス語Ⅰ

受講される皆さんには、フランスの人になり切って、フランスのことばで話していただきます。続編のフランス文学(2年次)では、フランスのことばで書かれた誌などを読みながら、フランスの人のように感じたり、考えたりしていただきます。どちらも異言語の世界に迷い込む、小さな心の旅のようなひと時にしたいですね。


関係行政論

関係行政論

本授業では、地域援助に取り組む際の一助になる、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働分野に関する諸制度等について学びます。


神経・生理心理学

福祉心理学

近年、神経・生理心理学的な心身相関の研究は、様々な分野で広く応用され、とくに現代社会におけるストレスや心身の疾患などの問題を解決する大きな役割を担っています。この授業では、神経・生理心理学の基礎的研究や臨床場面への応用を紹介します。

卒業後の進路

小学校教諭

子どもたちの笑顔が一番の喜びです

  • 鹿児島市立西紫原小学校勤務K.Mさん

鹿児島市立西紫原小学校 勤務
K.M. さん(児童生徒教育コース卒業)
甲南高等学校出身

現在の仕事内容は?

今は4年生の担任をしています。34名の個性豊かな子どもたちと、授業では共に学び、昼休みは校庭でおにごっこやドッジボールをするなど、子どもたちと過ごす時間が何よりも楽しいです。充実した教員生活を送っています。

大学時代に得た学びについて

様々な実習等に参加することで実際の教育現場から学んだことは、大きな自信になりました。また、小学校だけでなく、特別支援教育や中学校英語についても幅広く学べたことが、日々の教育活動に繋がり、生かされていると感じることがあります。

教員を目指すみなさんへ

鹿児島純心大学は、夢の実現に向けて全力で取り組める学びの場です。熱心できめ細やかなご指導をいただける先生方や充実したキャンパスライフを支えてくださる職員の方々、共に切磋琢磨し笑い合える友達など、たくさんの出会いが待っています。純大で「先生」への一歩を踏み出す皆さんを、子どもたちが待っています。


保育教諭

2歳児クラスの担任をしています

  • 阿久根めぐみこども園H.Kさん

阿久根めぐみこども園 勤務
H.K.さん(こども発達コース卒業)
川内高等学校出身

現在の仕事内容は?

普段はこどもたちと直接関わるだけでなく、日々の様子を日誌等に記録したり、園がより良くなるために保育者間で話し合いや情報共有をしたりしています。こどもたちが安全に怪我なく過ごせるように遊具や園庭中の点検も定期的に行っています。

大学時代に得た学びについて

幼い頃からの夢だった保育教諭になるために本学を志望しました。本学では講義だけでなく、4年間で様々な実習を体験し、じっくりと実践的に学べることが特徴です。また、少人数での講義なので直接先生方に相談しやすく、安心して楽しく学べることが魅力の一つです。


大学院生

  • 鹿児島純心大学大学院N.I.さん

鹿児島純心大学大学院 進学
N.I.さん(心理・文化専攻卒業)
鹿児島女子高等学校出身

多彩な体験が今に活きています

純大を選んだ理由は?

以前は心理学とは異なる勉強をしていましたが、心理職を目指すため、2年次編入が可能な純心大学へ編入することを決めました。在学中は、講義やボランティアで学びや関心を深めることができました。

大学院進学について

大学での学びから、地域支援について研究したいと思い、本学大学院へ進学しました。大学院進学は悩みも多いかと思いますが、自身のしたいことや目標についてたくさん考え、良い選択ができるよう応援しています。


心理士

  • 北薩児童家庭支援センターYKさん

社会福祉法人 藤照会 北薩児童家庭支援センター 勤務
Y.K.さん(鹿児島純心女子大学大学院修了)
鹿児島玉龍高等学校出身

自分の中に軸ができたように感じます

現在の仕事内容は?

北薩地域のこどもやそのご家庭の相談を受け、主にこどもの心理面接や心理検査を行っています。市や町、学校やスクールソーシャルワーカーなどの関係機関の方々と連携を取りながら支援をすることもあります。

純心大学・大学院を選んだ理由

こどもと関わる分野で心理の仕事をしたいと考え、こどもの発達や福祉と心理学を学べる本学、本大学院に進学しました。実習で実際に感じ、考え、話し、迷いながら自分がどのように心理支援していくかを模索しました。
現在もその模索は続いていますが、2年間の学びで自分の中に軸ができたように感じています。

教員新規採用状況(全学科)

正規採用者

小学校 16名
特別支援学校(小学部) 3名
中学校(英語) 1名
高校(家庭) 2名
特別支援学校(中学・高等部)(家庭) 1名
養護教諭 1名
栄養教諭 2名
合計 26名

期限付採用

特別支援学校(小学部) 2名
中学校(英語) 1名
高校(家庭) 1名
養護教諭 1名
合計 5名