《授業紹介》地域プロジェクトマネジメントⅡ
《授業紹介》地域プロジェクトマネジメントⅡ
この科目は、社会の実態である「非定型的な」「答えのない」世界での学び・生き方を実践できるようになるための『社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)』『自在に人と関わる力』を習得、実践し、これらの力を地域社会における課題解決に活用し、地域の活性化を支える人材として成長することを目標としています。
主に、薩摩川内市が実施する「若手チャレンジプロジェクト(政策調査・研究班)」に参画し、薩摩川内市の職員とともに、地域が抱える課題の解決策を自ら考え、提案する実践型の取組みを行います。10月には、履修している教育・心理学科 心理・文化専攻の2年生が、政策提言報告会にて、市長をはじめとする市幹部に向けて政策提言を行いました。
11月27日(木)には、心理・文化専攻の1年生を対象に、学内報告会を行いました。「閉校跡地の利活用について」「市民が『わかる』庁舎案内-庁舎案内のデジタル化-」「自転車利用を促進した中心市街地の人流創出について」「つんPayの周知活用」のテーマごとに、他自治体の取組みと比較したり、グラフ等を用いたりして分かりやすくまとめられていました。聴講した教員らからの質問に対しても、根拠に基づいて考えを述べたり、どのような思いで発案に至ったか訴えたりする姿が印象的で、熱心に活動に取り組んできた様子がうかがえました。市の職員の皆さんと一緒に取り組ませていただけたことで、コミュニケーション能力やチームミーティングのスキル等を向上させることができたようでした。また、来年度履修を考えている学生も興味深く報告を聴講し、今後の学びの見通しや目標を持てる有意義な時間となりました。






