看護学科4年生が「第34回日本乳幼児医学・心理学会」に参加しました
看護学科4年生が「第34回日本乳幼児医学・心理学会」に参加しました
令和7年2月22日(土)、大正大学にて実施された「第34回日本乳幼児医学・心理学会」に看護学科4年生5名が参加しました。
メインテーマ『育ちゆく子どもの発達と支援―身体と心、家族、そして社会―』のもと、会長講演やシンポジウムなどのプログラムで行われ、その中のポスターセッションに本学学生も参加しました。
ポスターセッションでは「疾患を持つ子どもの親の思いの概念分析—Rodgersの概念分析を用いてー」「産後うつ予防に効果的な支援に関する文献検討ー母乳育児・愛着形成・抑うつ状態に焦点を当ててー」の2つをテーマに、作成したポスターを用いて、学生自身の言葉で説明を行いました。学生は初めての学会発表で緊張しながらも精一杯、発表していました。多くの方からご質問・ご助言をいただき、発表を通して学びをより深める大変貴重な経験となったようです。
【参加した学生の感想】
〇ポスター発表ではどんな質問がくるのかと緊張しました。鋭い質問に戸惑うこともありましたが、医学や心理など看護以外の分野で研究している方々からアドバイスをいただいたり、研究に対して共感してくださったりして研究に対する課題点や良かった点に気付くことができました。
〇心理学分野や小児分野など専門的な口頭発表もあり、難しい点などもありましたが、私たちの研究結果や考察と類似しているところもあり、楽しみながら聞くことができました。看護とはまた違う医学や保育等の視点での研究が多かったため、私にはない新たな視点や知識を知る貴重な機会であり、とても勉強になりました。
〇私たちのテーマが疾患という大きな括りになっていたため、会場の方から疾患の中でも特定の疾患に焦点を当ててテーマを決めたら良かったとのご助言をいただくことで、学びが深まりました。
〇他者の研究成果を聞くことにより、最新の知見を得ることができ、学会参加の醍醐味を感じました。
〇発表においては、とても緊張しましたが、ポスターには収まりきれなかった様々なことを伝えることができたと思います。この貴重な経験で得た学びを今後の看護に活かしていきたいと思います。
〇今回の学会発表を通して、見やすい字の大きさや簡潔な内容を記載し、見やすいレイアウトで作成することなど、ポスターを読まれる方のことを考えて作成することが大切であることを学ぶことができました。