《授業紹介》保育内容(環境)の理論と方法
《授業紹介》保育内容(環境)の理論と方法
教育・心理学科 こども発達コース 2年生が履修している「保育内容(環境)の理論と方法」の授業は、幼児が身近な環境の中で発見を楽しみ、生活に取り入れる力を養うために、保育者としての環境認識や自然環境に対する身体感覚を磨きながら、学びを深めていくことを目的としています。授業では、草花のスケッチ、土づくりから野菜の栽培・収穫等、自然環境に直に触れ、自然の面白さや楽しさ、美しさを「体感する」ことを通して学びを深めます。また、薩摩川内市立少年自然の家やせんだい宇宙館の協力を得て、幼児の自然体験活動を指導する機会が多いのも特徴です。
2月1日(土)には、学内で育てた野菜を収穫し、グループごとに作成したレシピを基に調理を行いました。白菜、ほうれん草、大根といった野菜を使用し、グループで協力しながら楽しそうに調理をしていました。
また調理後には、献立のポイントや授業を通しての気づきなどを発表する時間が設けられました。学生からは「大根おろしで熊の形を作った。こどもたちに喜んでもらえるよう、かわいく盛り付けた」「予想より多く野菜の収穫ができたので、食材を余すことなく、その場で友人と考えて一品追加した」「大根の塩揉みはビニール袋を使って行い、こどもたちも実際に体験できるような工程にした」などの感想があり、様々な工夫がなされた様子が伺えました。
今回、ただ調理するだけでなく、美味しく、楽しく、こどもに食への興味を持ってもらえるような献立について考えることができたとともに、たくさんの気づきを得る機会となりました。
協力しながら楽しそうに調理していました
大根おろしで熊を表現!
調理のポイントを説明します
調理後はみんなで美味しく、楽しく味わいました
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