「愛と平和と命のコンサート in 奄美」を開催しました

「愛と平和と命のコンサート in 奄美」を開催しました

 本学主催の創立30周年記念コンサート「愛と平和と命のコンサート」を、12月27日(金)に奄美市アマホームPLAZAで開催しました。コンサートは昨年4月、本学チャペルで開かれた人間教育学部の遠藤教授によるリサイタル「愛と平和をうたう」がきっかけとなり、本学と奄美大島4高校が実行委員会を設け、昨年9月から準備にあたってきました。
 第1部では遠藤教授がピアノや本学吹奏楽同好会とともに「赤い靴」などの童謡・唱歌や「死んだ男の残したものは」などの日本歌曲を歌い、観客に願いや思いを届けました。
 第2部は、本学吹奏楽同好会と奄美、大島、大島北各高校の吹奏楽部の約30名が、テーマに基づいて選曲した「さくらのうた」「ハナミズキ」「We are the World」「吹奏楽のための2つの奄美民謡」を演奏しました。古仁屋高校の堀脇健太教諭がこの日のために作曲した「吹奏楽のための2つの奄美民謡」には、「よいすら節」「稲すり節」が織り交ぜられており、会場が大いに盛り上がりました。最後は、全体合唱で「花は咲く」が演奏され、演奏者と観客の心が一つになりました。
 実行委員長を務めた本学教育・心理学科4年の中島華音さんは「奄美の皆さんとお会いできたのは日本が平和であるから、音楽を通じて繋がったことも愛のおかげだと思います。この演奏会が、ささやかな日常にある大切なことに気づく機会になれば良いと思いました」とコンサートを振り返ってくれました。
 観客の皆様からも、多くの感動のお言葉や再演を望むお声をいただいています。その一部をご紹介させていただきます。奄美の皆様に、大変お世話になりました。ありがとうございました。

<第1部感想>
 〇圧巻の熱唱でした。遠藤先生のお人柄、やさしさ一杯の素晴らしい温かい時間でした。伴奏も素晴らしく感動しました。1年を締め括るにふさわしいメッセージでした。
 〇どれもこれもすごく感動しました。歌は人の心を表しますね。自分も主人公になりながら涙を浮かべていました。また、奄美にいらしてください、聴かせてください。

<第2部感想>
 〇奄美の高校、純心大学の垣根を越えて、一つの演奏を作り上げている様子が見事でした。また、是非聴きたいと思いました。選曲の説明を聞き、改めて平和のありがたさ、大切さをかみしめる演奏でした。
 〇いつも別々に活動しているとは思えないくらい、一つにまとまった演奏でとても迫力があって楽しかったです。エネルギーに満ちていて元気をもらいました。とても素敵な企画をしてくださりありがとうございました。堀脇健太先生が奄美の民謡をもとに作曲された「吹奏楽のための2つの奄美民謡」も最高でした。

 

会場は奄美市のアマホームPLAZA

第1部 独唱(ピアノ共演)

第1部 独唱(吹奏楽アンサンブル共演)

第2部 合同演奏

奄美の高校の皆さんと本学吹奏楽同好会で心を合わせて演奏しました

最後は出演者全員で記念写真撮影