授業紹介「教職実践演習」 特別講師来訪
授業紹介「教職実践演習」 特別講師来訪
1月22日(水)、教職希望の4年生が受講している「教職実践演習」において、前公立小学校長の中田眞弓先生を講師にお招きし、「教師としてのあるべき姿」をテーマにご講話いただきました。
この科目では、これまでの教職課程の学修について分析し、教師としてのあるべき姿と現在の自身の力量とのギャップを確認するとともに、謙虚にかつ積極的に学ぶ姿勢を保持し、学生が理論と具体の相互往還を通して理解を深め、課題解決を図ることができるよう、実地視察を組み合わせながら、プレゼンテーションによる発表や意見交換等も行っています。
今回の講話では、教師に求められる資質の具体的内容(教職に必要な素養や「学習指導」と「生徒指導」、ICTや情報・教育データの利活用など)についての説明から始まり、チーム力(連携協働や「チーム学校」)などについても教えていただきました。
受講した学生からは、「発言の少ない生徒に対して、どのような働き掛けをするのか悩んでいましたが、発表しやすい雰囲気作りや生徒間の横の繋がりを作ることが大切だと気付きました。人との繋がりを大切にし、受け身にならず、自分から繋がりを作り、コミュニケーションを取りながら過ごしていきたいと思いました」「個々の悩みや想いを共感的に受け止めることの大切さや、時には生徒の相談に対して楽観的な態度で応じることが重要であることが分かりました」などの感想が寄せられました。
学生にとって、さらに教職への意欲が高まったのではないでしょうか。
牧原教授・教員養成センター所長から今日の流れを説明
時にはメモを取りながら熱心に聴講しています
講話を真剣に聞いています
聴講した内容をまとめています