「チームとしての学校論」特別講師来訪

「チームとしての学校論」特別講師来訪

 1月6日(月)、教育・心理学科2年生を対象とした「チームとしての学校論」において、鹿児島中央児童相談所より3名の講師をお招きし、「児童相談所と学校・保育施設との連携について理解を深める」をテーマに講話をしていただきました。
 はじめに児童相談所について詳しくお話しいただいたほか、学校や園は児童虐待の早期発見の立場であり、虐待を防止する教育・啓発を行う役割があること、子どもを守る地域のネットワークを作ることの大切さを教えていただきました。
 また、児童相談所で児童心理司として業務に携わる講師より、児童相談所での相談援助の流れや鹿児島県の心理職についてお話しいただきました。
 受講した学生からは、「虐待は一つではなく、複数同時に起きていることが多いと聞いて驚きました。また、話を聞く際には、直接的な言葉ではなく話しやすいような言葉掛することやチームで知恵を出し合う、共有することなどたくさんの大切なことを教えていただました」などの感想が寄せられました。
 学校や園、心理職を目指す学生にとって、児童相談所の機能を理解する大変貴重な時間となりました。