《授業紹介》保育内容(環境)の理論と方法
《授業紹介》保育内容(環境)の理論と方法
教育・心理学科 こども発達コース 2年生が履修している「保育内容(環境)の理論と方法」の授業は、幼児が身近な環境と関わり、発見を楽しんだり生活に取り入れる力を養うために、保育者としての環境認識や自然環境に対する身体感覚を磨きながら、学びを深めていくことを目的としています。
この科目では、草花のスケッチ、土づくりから野菜の栽培・収穫等、自然環境に直に触れ、面白さや楽しさ、美しさを「体感する」ことを通して学びを深めたり、薩摩川内市立少年自然の家やせんだい宇宙館の協力を得て、幼児の自然体験活動を指導する機会が多いのも特徴です。
1月27日(土)の授業では、学内の菜園で栽培し、前日までに収穫した大根・白菜・ほうれん草を、これまで学び実際に体験してきた食農保育を振り返りながら、グループごとに作成したレシピをもとに調理を行いました。メニューは、白菜と大根のあんかけ丼、ほうれん草のキッシュ、白菜と大根葉の餃子、ほうれん草のチーズグラタン、白菜のミルフィーユ鍋、チーズ大根もち、白菜のクリームパスタなど、幼児が食べやすい料理です。また、食材を余すことがないよう工夫しながら調理しました。
完成後は、レシピの紹介や講義の内容を振り返りながら、全員で試食を行いました。グループ間でも、お互いの料理を試食し合いながら、和気あいあいと活動する姿が印象的でした。
保育者の視点を大事にしながら取り組んだことで、授業で磨いてきた体験をどのように保育に生かしていくのかについて、たくさんの気づきを得たようです。
収穫祭用のレシピ
グループで分担し進めます
大根餅はベーコンとチーズでカリっとモチモチした食感に
チームワークが良く、てきぱきと作業が進みます
ほうれん草のキッシュ
あんかけ丼とほうれん草の卵スープ
調理中も協力し合いながら作業を進める姿が見られました
完成後は、作業工程やポイントを振り返りました
美味しく出来上がりました!
出来栄えを確認し合いながら、友人と楽しく味わっていました
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