人権問題学習会~ウクライナへの平和の祈り

人権問題学習会ウクライナへの平和の祈り

  11月28日(火)に、人権問題学習会・研修会を開催しました。「ウクライナへの平和の祈り―今、私が伝えたいこと―」と題し、ウクライナ出身のグレバ・カテリナさんにご講演をいただきました。グレバさんは、ロシアのウクライナ侵攻により、日本へ避難民学生として留学、卒業後、鹿児島で勤務されています。 母国を離れ、家族と離れて暮らさなければならなくなったグレバさんは、日本にいて楽しい思い出が作れた嬉しさと、戦禍にある自国、家族を思い案じる心情の間で、懸命に平和の尊さを、日本語で伝えてくださいました。
 「平和は当たり前ではない、壊れやすい」「ウクライナのことをもっと知ってほしい、適切な情報を入手し、関心を持ち続けてほしい」「平和である今の環境を大事にしてほしい」「戦争について学び続け、広めてほしい。平和について今一度考えてほしい」というメッセージを伝えてくださいました。
 学生たちは、終始真剣に聴き入っていました。また、「戦争を実体験しているグレバさんの話を聞いて心が痛かった」「戦争の当事者であるグレバさんの話を聞き、知らなかったことがたくさんあり、情報を正しいルートで知ることが大切だと思った。本学生だけでなく、たくさんの方に聞いてほしい内容だった。家族や友達にも伝えて、興味を持ち続けたい」「平和を当たり前と思わずに一日一日を大切に生きていきたい」といった感想が寄せられました。
 平和の尊さを、実体験を通してお伝えくださり、ありがとうございました。戦争のない、平和な日常が1日も早く訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

平和の尊さを伝えてくださいました

知ること、関心を持ち続けることの大切さを痛感しました

 

伝えていただいたことをしっかりと書き留めます

私たちが平和を守り続けることが大事だということを教えていただきました