「～平和の祈り～キャンパスコンサート」を開催

　11月7日（火）、アセンブリーの時間に本学江角記念講堂にて「～平和の祈り～キャンパスコンサート」を開催しました。
　クラシックギタリストである志野　文音さんをお招きし、学生・教職員共にプロの生演奏を堪能しました。クラシックギターの代表作である「禁じられた遊び」に始まり、クラシックから映画、志野さんが作曲された「碧い月」まで、全10曲を演奏してくださいました。
　志野さんの演奏は繊細な音色で、曲を即興でアレンジするなど弦を自在に操る姿に、学生たちは真剣な眼差しを向けていました。また、ギターを奏でるだけではなく、打楽器のようにギターのボディを叩いたり、ボディの上部と下部を使い分け、弦の弾き方で音を変化させるパフォーマンスなど、一つの楽器から多彩な音色を奏で、まるでオーケストラのような世界が広がっていました。後半は、平和への祈りを込めた演奏とともに、一同に平和への祈りを捧げる時間となりました。
　最後に「Amazing　Grace」を「音楽Ⅲ」の履修生27名がギター伴奏で合唱すると、清らかなハーモニーが生まれ、会場には喝采の拍手が響きました。学生たちとの「Amazing　Grace」の合唱を一番楽しみにしていたとおっしゃった、志野さんの人柄にも一同魅了されました。
　学生からは、「志野さんがギターに感情をのせて演奏されているのがよく伝わり、改めて音楽を通じて何かを表現することは魅力的で、人の心を動かすことができるのは素晴らしい力だなと感じた」「志野さんの奏でる音色がとてもきれいで優しくて、心やすらぐひと時だった。優しく繊細、かつ力強くて芯のある音色を奏でていらっしゃって、迫力があり感動した」「体を動かしながら楽しそうに演奏される志野さんを見て、私まで楽しくなりました。ギターのきれいな音色を聴きながら、世界が平和になってほしいと心に強く思いました。今日はすばらしい演奏を聴かせていただきありがとうございました」など、たくさんの感想が上がっていました。
　名曲を届けてくださり、心豊かな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。