「第6回ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会に2年連続で出場決定!

「第6回ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会に2年連続で出場決定!

 本学健康栄養学科1年の永松花梨さんと真邉久美講師のチームが、株式会社タニタ主催の「第6回ご当地タニタごはんコンテスト」全国大会に、九州・沖縄代表として出場することが決定しました。全国大会の出場は2年連続の快挙です。今回、1年生ながらにコンテストに挑戦し、全国大会出場を勝ち取った永松さんに、コンテストに応募したきっかけやコンテストに向けた準備、今後の目標などについて聞いてみました。

永松花梨さん(健康栄養学科1年)

 

①応募のきっかけは?
 小・中学校の給食で奄美の鶏飯やさつますもじなどの鹿児島の郷土料理が提供されており、給食をきっかけに興味を持ちました。郷土料理について調べてみると、鹿児島県には多く存在していることを知り、次の世代にも伝えていくことが大切と思っていました。しかし最近では、家庭で郷土料理を手作りする機会が減っています。
 そんな時に、このコンテストを知り、郷土料理を多くの人に伝えるにはこれだと思いました。また、昨年度には、本学の先輩が準優勝をいただいており、私も挑戦してみたいなと思い、応募しました。

②どういったメニューですか?

○豚味噌焼きおにぎりで奄美の鶏飯風~茶節とともに~
 もち麦入りのご飯に鹿児島人に愛されている豚みそを混ぜ込み焼きおにぎりにします。ここに、鶏飯を合わせていきます。スープは、本来鶏がらスープを使用しますが、時間と手間を省くために鹿児島の郷土料理の一つである茶節をスープとしました。

○黒毛和牛と地元の彩り野菜のミルフィーユ
 昨年度、全国和牛能力共進会にて鹿児島は過半数の区分で主席獲得、内閣総理大臣賞を受賞した黒毛和牛をしゃぶしゃぶにしたものと鹿児島の色どり野菜をミルフィーユ仕立てにしました。

○ビタミンたっぷり南国パッションフルーツゼリー
 生産量日本一でブランド品であるパッションフルーツをゼリーにアレンジしました。2層のゼリーは、下層はミルクプリン、上層はパンションフルーツゼリーとし、酸味と優しい甘さを感じられる一品にしました。さらに、皮をそのまま容器として使用することで、見た目からも南国感を味わえるようにしました。

 

彩り豊かで、食欲をそそるメニュー

 

③メニュー考案などで苦労した点は?
 郷土料理の課題としてあげられている「時間と手間」を解消するためにはどう工夫するべきか、栄養バランスや見た目、味を総合的に考えることに難しさを感じました。

④今後の目標は?
 管理栄養士の国家試験受験資格取得と栄養教諭の免許状取得のために、勉学に励むとともに、今回のコンテストも含めて、様々なものに積極的にチャレンジし、普段得ることのできない経験をたくさん積み重ね、自分を磨き、人を支えることができるようになりたいです。

 

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  看護栄養学部 健康栄養学科