《授業紹介》知的障害児の心理

《授業紹介》知的障害児の心理

6月1日(月)、こども学科3年次科目の「知的障害児の心理」において、新型コロナウイルス感染症への対応についての講義が行われました。担当の餅原教授は、知的障害のある子どもたちとの関わりの中で、感染防止対策をどのように講じたら良いか、具体的な場面を想定しながら学生たちに考えてみることを促しました。
フェイスシールドのモデルとして協力いただいた方(学内の清掃にご尽力いただいています)からは、感染防止のために、気を付けている点について説明していただきました。安全・安心な学生生活のために、どのような配慮をしてくださっているのか、よく理解できたのではないでしょうか。講義では、感染症拡大の最中、清掃してくださっている方々の気持ちを「想像」し、共に生活する者として、思いやる気持ちも大切だと強調されていました。
また、仏教の教えである3密の修行(身密:自分の行動を正す、口密:言動を慎む・振り返る、意密:惑わされない心)を紹介し、「人間らしさ」が失われつつあるフィジカル・ディスタンシングの中で、「共感力」を高めていくことの重要性について語りかけました。さらに効率化に甘んじることなく、じっくり時間をかけて「信頼関係」を育むことの大切さを教授していました。

※「知的障害児の心理」は、こども学科及び教育・心理学科の履修科目です。
 

 

優しく語りかける餅原教授

フェイスシールドの「モデル」登場

二人揃って着けてみました(クリアファイルで簡単に作成できます)

実践されている感染防止策を教えていただきました

口の動きや表情が見える透明のマスクも紹介

ハンカチでできるマスクの作り方を実演

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