「お魚講座」を開催

「お魚講座」を開催


1月22日(水)、健康栄養学科1年生の「調理学実習Ⅱ」の授業で、「お魚講座」を開催しました。本講座は、川内市漁協青壮年部と薩摩川内市林務水産課のご協力を得て、今年で11回目の開催になります。講師として12名にお越しいただき、魚介類の捌き方の実演をしていただきました。学生たちは、講座が始まる前から、並べられたアジやハガツオ、カンパチ、まだ生きているナマコなどを見て大盛り上がり。
「魚の種類や用途によって、捌き方が違います」と、まずは、カンパチの三枚おろしを見せていただき、スルスルと皮を引いてみせる講師の方の手捌きに歓声が上がりました。
実演は、「先ほどの魚はうろこを取りませんでしたが、なぜだか分かりますか?」「ひらめの天然と養殖の見分け方は?」と、聞きながら進んでいき、学生たちは熱心にメモを取りながら説明を聞いていました。
その後、各班で行った実習では、班ごとに講師がついて捌き方の指導に当たってくださいました。悪戦苦闘しながらも、講師の先生方の丁寧なご指導のおかげで、刺身盛り合わせやカルパッチョ、から揚げ、青のりのすまし汁などが完成しました。三枚おろしの骨は唐揚げに、すまし汁の中には、骨周りの身を削いで作ったつみれが入っており、余すところ無く魚を調理し、あちらこちらから「美味しい!」の声が聞こえてきました。
講座を受けた学生は、「今回の講座を通して、さらに魚に対して興味を持ちました。家でも捌いてみたいと思います。貴重な経験をありがとうございました」とお礼を伝えました。