台湾留学レポート Vol.1

台湾留学レポート Vol.1

 本学では、台湾の2つの大学と交換留学協定を締結しており、現在、3名の留学生を受け入れています。本学からも共学化後初の男子学生を、今年9月から派遣しています。留学先での様子を、教育・心理学科2年T.K.さんにレポートしてもらいました。

 私は台湾の高雄にある文藻外語大学に留学しています。大学には英語で行われる講義もあり、とても新鮮で、中国語だけでなく英語の力も伸ばすことができています。留学生は学部・学科を問わず、自分の興味に応じた授業を選択して受講することができます。現在、私は韓国語と台湾観光の講義を受講しており、中国語を勉強し始めてまだ日が浅いため、授業に追いつくことで精一杯ですが、クラスメートの助けもあり、楽しく学ぶことができています。
 中国語センターでは中国語を学んでいて、教授と学生の距離がとても近く、一人ひとりにしっかりと気を配ってくれます。中国語のレベルごとにクラスが分かれており、私のクラスは少人数制なので、その日の授業で習った単語や文法を使って文章を作成したり、先生との対話形式で練習したりする機会が豊富にあります。そのため、学んだ内容が定着していると感じます。最近では、一人でもレストランで注文ができるようになり、成長を実感しています。
 また、文藻外語大学は世界中から留学生を受け入れており、他国の留学生から多様な文化を学び、バックグラウンドの異なる友人を作れるのも魅力的だと感じています。私は大学内の4人部屋の寮で生活しており、ルームメイトの3人は台湾人です。平日・休日問わず一緒に外食したり、休日には夜市や遠出に連れて行ってもらったりしています。寮には他国からの留学生も多く生活しているので、彼らと関わる機会もたくさんあります。彼らとは一緒に高雄の街を観光したり、ボードゲームで遊んだりといった交流をして楽しんでいます。授業内外で互いの文化を学び合い、貴重な経験をしていると感じます。また、大学も交換留学生同士の交流イベントや台湾文化を学ぶ機会を定期的に提供してくれるので、楽しく異文化理解を深められています。

 

台湾人の友人と夕食を食べた時の写真(右から2番目がT.K.さん)

同じ日本人やフランス人など留学生同士の交流もできます

 

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