音楽Ⅰ 伝統音楽「能」を体験!

音楽Ⅰ 伝統音楽「能」を体験!

 教育・心理学科1年生を対象とした科目「音楽Ⅰ」では、伝統音楽・伝統芸能に興味を持ってもらうため、「能」を学ぶ時間が設けられています。今年も4回にわたり、鹿児島を拠点に活躍されている能楽師(金春流シテ方) 中野由佳子先生をお招きし、昨年よりさらに動きを付けた本格的なご指導をいただきました。

リハーサルも入念に行います

リハーサル後に中野先生より最後のアドバイスをいただきました

 12月7()には本学江角講堂にて、「鳥追舟」の最終場面を約10分間上演しました。「鳥追舟」は薩摩川内市に伝わる「日暮長者伝説」をもとにつくられた能です。学生は緊張しながらも、学習の成果を十分に発揮していました。

「鳥追舟」を披露

学生一人ひとり、練習の成果を十分に発揮しました

 参加した学生からは「音程をとるのが難しかった。熱心に指導してくださったので、最後まで頑張れた」「少しずつできるようになったことが嬉しかった。また袴を着ることができて良かった」「“能”を初めて知った。伝統芸能に触れる大変貴重な機会だった」などの感想が寄せられました。また、中野先生より「伝統芸能は伝承されないと意味がない。教育現場で、教える立場になった際には伝承してほしい」とのメッセージもありました。
 授業を通して、「能」という日本文化に触れる貴重な経験となり、伝統音楽・伝統芸能に興味を持つきっかけとなったことと思います。

中野先生と学生の記念撮影

着付けにご協力いただいた皆さん
ありがとうございました