令和6年11月11日(月)から2週間、こども学専攻1年生29名が「幼稚園教育実習Ⅰ」に参加しました。
1年生にとっては短大入学後、初めての学外実習でした。実習を終えた1年生の声を紹介します。

1 印象深かった出来事を教えてください。
- 3歳児の研究保育をさせていただき、「けん玉作り」をしました。3歳児対象には難しいかなと思いましたが、援助を工夫することで園児が話を聞いてくれたり、研究保育が終わった後の自由遊びの際、作ったけん玉で遊んでいる様子を見たりしてうれしく思いました。また、実習最終日に園児から「大きくなったらK先生みたいな先生になりたい」と言われてうれしかったです。(K.Y.)
- 3歳児の設定保育をさせていただき、「新聞紙遊び」をしました。新聞紙でボールなどを作りましたが、終わった後に「家に持って帰ってもいい?」と聞かれてうれしかったです。また、最終日に数人の園児から似顔絵をもらいました。最終日に渡そうと準備してくれている様子が微笑ましかったです。(H.O.)
2 短大の授業などで学んだことを実習で生かすことができましたか?
- 「こども学フィールドワークⅡ」の授業の中で、子どもの観察・記録を行う「チャイルドウォッチング」演習があります。その中で30分のメモを取る時間があり、「チャイルドウォッチング」を通して子どもを観察する力と、それに対する自分の気付きを表現する力が身に付きます。今回の実習中のメモや実習日誌の作成時に生かすことができました。(K.Y.)
- 「幼稚園教育実習指導Ⅰ」の授業の中で、グループごとに絵本の読み聞かせや手遊び、指遊びの発表を行いました。絵本の持ち方やクラス全員の中で一人ずつ絵本を読んだことが実習中に役立ちました。また、ほかのグループの発表を聞くことで、さまざまな手遊びや指遊びを学ぶことができました。(H.O.)
3 実習で何を学びましたか?
- 主に3歳児クラスを担当しましたが、4月生まれと3月生まれでは発達に差がありました。最初はクラス全員に同じ援助をしていましたが、先生方は個人に合わせた援助をされており、一人ひとりの特性に合わせた援助や声掛けを学ぶことができました。(K.Y.)
- 3歳~5歳の縦割り保育を経験させていただきました。外遊びの時間が終わった後の片付けで、子どもたちが片付けをしたくなるような声掛けを先生方がされていました。自ら進んで活動できるような援助などを学ぶことができました。(H.O.)
4 今後の目標を教えてください。
- 今回の実習で学んだことを強みにして、2年次の実習では子どもたちが主体的に動けるような導入などを取り入れたいです。また、クラスメートの成長を感じたので、令和6年12月14日(土)に実施される「こども講座」の際、今回の実習で得た声掛け方法などをクラスメートからも学びたいと思っています。(K.Y.)
- 次回の実習では言われたことだけをやるのではなく、自ら積極的に聞いて動いていきたいと思っています。また、実践できるピアノの曲や手遊び、指遊びの種類を増やしたいので、ピアノの授業や弾き歌いの練習を頑張ります。(H.O.)