鹿児島純心女子短期大学

「幼稚園教育実習Ⅱ」が終わりました! information

令和5年5月29日(月)から2週間、こども学専攻2年生44名が「幼稚園教育実習Ⅱ」に参加しました。
1年次の11月に実施した「幼稚園教育実習Ⅰ」に引き続き、最後の幼稚園教育実習を終えることができました。
実習を終えた2年生の声をご紹介します。

実習で大変だったことやうれしかったことなど、実習の感想を教えてください。

  • 1年次と同じ実習園なので、子ども達の成長を実感することができました。成長を感じると同時に、子ども達の成長に応じた援助や声掛けが難しかったです。(S.I.さん
  • 研究保育「新聞紙遊び」の後に、子ども達から楽しかったと感想を聞くことができてうれしかったです。研究保育については反省点が多々ありますが、頑張って良かったです。(K.S.さん

純短の授業などで学んだことを実習で生かすことができましたか

  • 「絵本の読み聞かせ」の授業を通して、発達に合わせた絵本の選択、絵本の持ち方や話し方など、子どもが楽しめる工夫をすることで自分も楽しむことができました。また、「ピアノ」の授業では1年次よりも弾ける曲が増えて、人前で弾くことにも慣れることができました。実習では、歌詞の意味が理解できるよう黒板に歌詞の絵を描いて弾き歌いをしました。(K.S.さん
  • 「幼稚園教育実習指導」や「こどもと環境」で学んだ、日頃から環境を整えて日々の活動に繋げることを実践できました。実習中、歌を歌ったり紙芝居を読んだりすることで、子ども達が興味を持ってイメージしながら活動することができたと思います。(S.I.さん

実習で何を学びましたか?

  • 1年次や2年次の実習の初めは、子ども一人ひとりの発言を受けとめることが大切だと思っていました。しかし、活動中は子ども全員の発言を受けとることが難しいため、子どもの発言を全て拾うのではなく、活動の流れを止めずに子ども達の言葉を拾って、子ども達全員へ伝わる伝え方など発言の拾い方を学びました。(K.S.さん
  • 集団に入ることが苦手な子どもが活動に参加しやすいように、クラス全員で安心できる雰囲気や場所を作っていくことを学びました。1年次には気付くことができなかった、一人が対象ではなくクラス全員に対応することに意味があることを理解することができました。(S.I.さん

今後の目標を教えてください。

  • 子ども一人ひとりと良い関係を築き、子どもが安心して自分の良さを十分に発揮できる保育者になれるように、普段から人の気持ちに寄り添い、頼られる存在になれるよう努めたいです。(S.I.さん
  • 子ども達の個性を大切にし、子どもや保護者に寄り添うことができる保育者になりたいです。また、「療育」にも興味があるので、療育に通う子どもへの配慮や援助の仕方をさらに学び、実際の保育の場で生かせるよう頑張りたいです。(K.S.さん