本学にはアセンブリーという独自のプログラムがあり、1年生は人間性を高める、2年生は社会への適応を高めることを目標としています。
令和6年11月14日(木)のアセンブリーでは、起業家・メイクアップアーティストとして ご活躍されているヒラノマリナ様を外部講師としてお招きし、2年生を対象に『生き方・職業観・社会人のメイク』について講話をしていただきました。
ヒラノマリナ様は、本学の姉妹校である鹿児島純心女子高等学校の卒業生でいらっしゃいます。高校卒業後は東京の専門学校に進学され、ヘアメイク事務所で経験を積み、有名な劇団四季のキャッツの床山をされていたことなどをお話してくださいました。
さらに、フリーランスとして独立された後は、メイク道具を片手に単身NYへ。 ニューヨークでは強盗に遭い怪我をされたりアクシデントがあったそうですが、ポジティブに話をしてくださり、学生たちも興味を持って聞き入っていました。雑誌のお仕事を精力的にこなされたことやハリウッドスターにお会いされたことなどもお話してくださいました。
“KAGOSHIMA”出身と言ってもNYで知っている人は誰もいない。もっと鹿児島を世界に知ってもらいたい。発信したい。帰国後は起業され、鹿児島発のスキンケアブランドを立ち上げられました。
ヒラノマリナ様は各方面でメイクレッスンなどもされていらっしゃいますが、卒業を控えた2年生に「社会人のメイク」についても教えてくださいました。基本的なスキンケアを第一に、フレッシュ感・若さを生かすことの大切さを教えていただきました。学生からの質問に対しては「目元は印象に繋がるので、アイメイクがぱっちりすると元気の良い印象に。」とアドバイスをいただきました。
現在3歳になるお子様の育児と仕事を両立され、ご家族で1ヶ月に3ヶ国巡る旅をされたり、復興支援活動を行ったり、協力して楽しく生活されていらっしゃる姿に学生は興味深く聞き入っている様子でした。
このように鹿児島純心女子学園には、卒業後さまざまな分野でご活躍されている卒業生が多くいらっしゃいます。外部講師としてお招きし、学生が視野を広げ、学ぶ機会を今後も多く作れたら幸いです。