令和6年10月26日(土)、江角学びの交流センター主催の文化講演会を開催しました。
斎藤惇夫氏(児童文学作家・研究者)をお招きし、ご講演いただきました。
演題は「子どもの成長と絵本」です。先日逝去された中川李枝子氏を悼むお言葉から始まり、その師である瀬田貞二氏の児童文学論を中心に、特にファンタジーの神髄についてお話ししてくださいました。
石井桃子氏とのエピソードなども交えながら、氏が児童文学の道を歩んでこられた半生のお話は、子どもたちへの愛情に満ちた心温まるものでした。
私たちも、日本の児童文学界の礎を築いた先人たちの業績とその遺志を受け継ぎ、子どもたちに誠実に向き合いながら、子どもの世界を大切に育んでいきたいものです。

本学図書館宛てに色紙を書いてくださいました
100余名の方々にご参加いただき、盛会のうちに幕を閉じました。
ありがとうございました。
また、本講演会の開催にあたり、お力添えをいただいた全ての方に、厚くお礼申し上げます。
今後とも、江角学びの交流センターの活動に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。