鹿児島純心女子短期大学

授業紹介 課題解決型授業「かごしま学Ⅱ」 information

1 鹿児島市:まちづくり人材育成連携事業

「かごしま学Ⅱ」(1年次後期開講:総合人間科目 全学共通開講科目)は、課題解決型授業(Project Based Learning)を取り入れています。平成302018)年度から毎年、包括連携協定を結んでいる鹿児島市のご協力のもと「まちづくり人材育成連携事業」(市民協働課主管)の一環として、ワークショップ形式の課題解決型授業を実施しています。 受講生は、グループワークをとおして自分たちのアイディアをまとめ、パワーポイントを使って意見発表をした後、学外の講師の方々からの講評、質疑応答によってフィードバックを受けます。令和5年度は以下のような取り組みを実施しました。

・ワークショップ①:鹿児島市企画部地方創生推進室

令和5102431日、11月7日の3回にわたり、鹿児島市企画部地方創生推進室のスタッフが授業を担当。「若者の地元定着に向けた効果的な取組」および「まちの魅力を高める効果的な取組」という課題をあたえられ、グループごとに意見をまとめ発表しました。

 

・ワークショップ②:鹿児島市市民文化部地域づくり推進課

令和511142128日の3回にわたり、鹿児島市市民文化部地域づくり推進課のスタッフが授業を担当。「鹿児島市周辺5地域の活性化」というテーマのもと、「JR喜入駅の活用」および「郡山地域でのe-Bikeの活用」という課題をあたえられ、グループごとに意見をまとめ発表しました。民間会社から派遣されている地域活性化アドバイザーの方々も交えて活発な意見交換がなされました。

2 鹿児島市下鶴隆央市長との意見交換会

令和51219日、鹿児島市下鶴隆央市長をお迎えし、「市長との意見交換会」を開催しました。先のワークショップの成果を、代表グループが下鶴市長の前で提言発表し、講評をいただきました。その後、講話として、市長ご自身の学生時代の体験に基づく教訓と若者に向けたメッセージをお話しくださいました。学生との質疑応答の時間では、リーダーシップ論等、市長の個人的な意見に迫る質問まで飛び出し、一つひとつ丁寧な説明で答えていただきました。

 

3 学外研修

同様に地域の特長や課題を学ぶため、毎年学外研修を実施しています。今年度は令和6121日(日)、学外研修を実施しました。大木公彦氏(鹿児島大学名誉教授)の案内で、照国神社・城山遊歩道・御楼門を散策し、火山灰層(シラス台地)、市街地の地形の成り立ち、鶴丸城の水路跡等々、城山周辺の自然と史跡について学びました。