鹿児島純心女子短期大学

TA(日本語教官助手)だより-2 information

私は、オーストラリアのパースにあるセント・ジョージーズ・アングリカン・グラマースクールという学校で、日本語の先生のアシスタントをしています。他校に比べると生徒が少なく、また、学年や出身国に関係なく生徒同士がとても仲の良い学校です。ダンス発表会やスポーツ大会、チャリティ活動など様々なイベントがあり、生徒たちはとても楽しそうに学校生活を送っています。先日は私もダンス発表会に生徒と一緒に参加させていただき、見事チームで優勝しました!

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私の主な仕事は、授業中に会話の練習や生徒の質問に答えることです。会話の練習では、面白い答えや自分では思いつかないような答えが返ってくるので、一番好きな仕事です。この学校へ来て5ヶ月が経ち、以前よりも生徒は気軽に質問をしてくれるようになりました。仕事にやりがいを感じ、少し余裕をもって楽しめるようになりました。日本語を教える中で、逆に英語の表現方法についても学ぶことが多く、とても良い経験をさせていただいています。

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私は生徒の家にホームスティをしています。ホストファミリーは家族の一員として、とても温かく迎えてくれました。こちらでの生活がとても充実しているのは、ホストファミリーとの時間があるからだと思います。私のホストファミリーはイタリア料理やインド料理など様々な料理を作ってくれます。今まで知らなかった調理方法や材料を色々教えてもらえるので、生活の中でも学ぶことがたくさんあります。

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週末には、朝からファーマーズマーケットへ行ったり、きれいな景色を見ながらサイクリングをしたりして過ごしています。街を歩くだけでも、たくさんの像やアートがあり日本とは違う雰囲気を楽しむことができます。さらに、様々な文化を持った人々が暮らすパースでは色々な国の食事を楽しむことができます。

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日本を離れて改めて、日本文化の素晴らしさを感じ、今までお世話になった方々のことを思い出して感謝の気持ちでいっぱいになります。TAとしての毎日は、語学力を身に付けるだけでなく、自分自身の内面的な成長に繋がっていると感じています。また、純短の英語科で学んだ英語がとても役立っています。残りのパースでの日々を大切にして、さらに英語力を高められるように頑張りたいと思います。学生の皆さんも悔いが残らぬよう、純短で学ぶ時間を大切にして、思う存分楽しんでください!

 

*M.I.さん(鹿児島純心女子高校出身)は平成20年に英語科を卒業しました。現在TAとして活躍しています。