活躍する卒業生 「病院管理栄養士」

活躍する卒業生 「病院管理栄養士」

   

 

済生会熊本病院 勤務

M.K. さん(2021 年健康栄養学科卒業)

 

     


    患者さんの治療・回復のため、常に向上心を持って業務に取り組んでいます

    • この仕事や研究の魅力・やりがい

     私が勤める済生会熊本病院では全病棟に管理栄養士が常駐する取り組みを行っており、私は消化器内科に常駐しています。入院中の栄養管理や、継続した食事療法を必要とする患者さんに対する栄養食事指導、チーム医療の一員として栄養サポートチームや多職種カンファレンスでの栄養管理の検討などを日々行っています。このように患者さんの治療・回復という目標に向かって多職種スタッフ一丸となって取り組んでいけることが魅力だと感じています。中には様々な原因で食事を摂ることができず、栄養管理に難渋する患者さんもおられますが、管理栄養士が主体となり試行錯誤しながら栄養管理を行うことで、「今日は全部食べたよ!」と喜ばれる姿にやりがいを感じ、モチベーションの向上に繋がっています。

    • この分野、仕事を選んだきっかけ

     私は、小さい頃から何よりも食べることが大好きだったので、管理栄養士の道に進むことを決め、鹿児島県で唯一の管理栄養士養成校である鹿児島純心大学に進学しました。学生時代に消化器疾患でしばらく食事が摂れず苦しかった経験から「食事に悩む患者さんの回復をサポートできる管理栄養士になりたい」と病院管理栄養士を目指しました。日々の授業や実習、学生会、就職活動などの学生生活では、先生方や友人からのサポートのおかげで、勉学に打ち込み、楽しく充実した学生生活を送ることができました。鹿児島純心大学の愛情たっぷりの徹底した資格取得や就職へのサポート、先生方との距離の近さは当時の私にはとても心強く、目指した夢を叶えることができました。

    • これからかなえたい夢・目標

     急性期病院で患者さんの入れ替わりが多く忙しい毎日ですが、常に向上心を持って業務に取り組むようにしています。今後は新たな資格取得を視野に入れ、スキルアップに努めていきたいです。私が常駐する消化器内科病棟には担癌患者さんも多く入院され、難しい状況の中で患者さんの苦痛や不安を和らげるため、管理栄養士としての関わり方を考える場面が多くあります。今後はがん病態栄養専門管理栄養士の資格取得を目指し、より良い栄養管理を行うための知識を身に付けたいと考えています。鹿児島純心大学での学生生活には自分の可能性を広げるチャンスが多くあります。管理栄養士や鹿児島純心大学に興味を持たれた方は、ぜひ見学に行ってみてはいかがでしょうか。


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     看護栄養学部 健康栄養学科