純短で頑張った自分が今の私を支えています。
在学中の2013年5月から2014年3月
パース市(オーストラリア)のShenton Collegeで、日本語教官助手(TA)を務める
2015年 | 鹿児島大学 教育学部へ編入学 |
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2017年 | 霧島市立横川中学校へ英語教諭として赴任 |
2021年 | 指宿市立南指宿中学校へ赴任 |
母校の中学校での教育実習で大学編入学を決意
私の短大在学時は教員採用試験の競争率が非常に高く、短大卒業と同時に合格することは厳しいと感じていました。
そんな中、母校の中学校で教育実習をしました。当時はオーストラリアでの日本語教官助手(TA)の活動から帰ってきたばかりで、英語力には自信がありました。ところが、他の実習生は比べものにならないぐらい一生懸命に勉強していました。また、特別支援教育の知識も不足していることを痛感しました。「教育についてもっと勉強しなければ」という思いが募り、大学への編入学を決めました。
「私の生徒です!」生徒を誇りに思った卒業式
2023年度は1年生の英語を担当し、3クラスで週4回の授業を行いました。また、学級担任と部活動の顧問も務めました。
中学1年生で学ぶ英単語には限りがあります。それでも、使える英単語を駆使して、自分なりの思いを託した英文を見ると、胸が熱くなります。「もっと勉強して生徒に還元したい」と強く思います。
印象に残っているのは、初めて3年生を担任して迎えた卒業式のことです。号泣を予想しましたが、涙は出ませんでした。卒業する生徒の姿が誇らしく、晴々とした気持ちでいっぱいでした。
悔いのないように挑戦し続けた短大生活
四年制大学の人に負けないように、純短ではたくさんの授業を受け、良い成績を収めるために、自分でできる勉強は何でもしました。
また、日本語教官助手やイングリッシュミュージカルのメインキャストへの挑戦、鹿児島市青少年の翼事業への参加、オーストラリアからの留学生を受け入れるなど、充実した短大生活でした。
私の目標は「英語は神薗に任せよう」と思ってもらえる英語教員になることです。そして、周りの人に悲しいことや嬉しいことがあったとき、「大丈夫?」「良かったね!」の声掛けを大事にできる人になりたいです。
高校生へのMessage
今、私の文章を読んでいる高校生の中には、「絶対に純短に行きたい」という人もいれば、「迷っているな」とか「今から進路について考える」という人もいると思います。「ベストな道を選びたい」と思う人もいるでしょうが、「選んだ道をどうベストにするか」が大事です。純短は頑張った分だけチャンスがある大学です。皆さんが純短に入ったら、たくさん勉強してください。そして、「やってみたい!」というワクワク感にふたをせず、挑戦してください。社会に出たとき、頑張った自分が自分を支えてくれるはずです。
中学校教諭 Kさん:2015年 英語科卒業 (鹿児島純心女子高校出身)