事業概要

ご挨拶

平成26年(2014)以降、「地方創生」という名のもと、東京一極集中に歯止めをかけ、疲弊した地方の「まち・ひと・しごと」を活性化することがわが国の喫緊の課題となりました。そのための施策や事業の取り組みが各所で活発に行われています。

大学でも自分の地域を学ぶ科目が次々と開設され、学生がそれぞれの地域の現状と将来に向けた課題の理解を深める教育に力を注いでいます。江角学びの交流センターは本学と地域社会とを結ぶいわば窓口(情報の一元化)としての機能を備え、本学の学生をはじめ教職員の地域貢献活動を支援する機関です。

長年にわたる活動の中で常々気づかされることがあります。それは地域には何と多くの教育・研究資源が埋まっていることかということです。地域との関わりの中で大きく成長する学生の姿があります。地方から都会への若者の人口流出に危機感を持つのは当然ですが、逆に言えば、地方こそが有為な人材を輩出してこの国を支えてきたと言うこともできます。自然、歴史、文化、そして地域で暮らす人々、郷土鹿児島にはしっかりと大地に根ざした誇るべき生活があります。これら地域のもつ豊かな資源こそ若い人材を育てる最善の教師です。その保全と継承を忘れない地方創生に今後も取り組んでいきたいと思います。


主な3つの機能

地域人間科学研究所

地域・人間・科学に関する調査研究を行い、コミュニティ共生社会のプログラムを開発・実施する教育・研究部門

本研究所は地域に開かれた大学を目指して1996年に発足して以来、鹿児島を中心とした地域の魅力を調査研究し、広く発信してきました。文化講演会やシンポジウムの開催、機関誌「想林」の発行など、地域に親しまれ、皆様の参画を促す活動を行っています。

生涯学習支援室

生涯学習支援に関する調査・研究・生涯学習支援プログラムの開発および公開講座等の企画・実施にあたる部門

地域貢献の一環として、本学の正規授業を一般に公開する公開講義や外国語等の純心市民講座を毎年開催しています。「はじめての英会話(幼児・小学生コース)」や「親子でクッキング」では、学生がボランティアとして参加し、授業で学んだことを実践する学習の場となっています。

こどもの未来支援室

子どもの発達支援に関する調査・研究を行い、子どもの発達支援プログラムの開発および公開講座等の企画・実施にあたる部門

「純心こども講座」は親子で楽しく学べる講座です。授業「こども学フィールドワークⅡ」の学びの一環として、学生が企画から運営まで担当します。さらに「こどもバンド」の演奏活動や子育て支援のボランティア活動等、学生の地域貢献活動を推進しています。


沿革

「生涯学習センター」の設立
昭和61(1986)年度、「生涯学習センター」発足。以来、市民講座(オープンカレッジ)を開講し本学スタッフの専門能力を生かした鹿児島における生涯学習の推進に努めてきた。
「地域人間科学研究所」の設立
平成8(1996)年度、本学附属機関として「地域人間科学研究所」発足。鹿児島を中心とした地域研究とその地域を教育に活かして、成果を地域に還元する目的で設置した。各種講演会やシンポジウムを行い、研究所紀要『地域・人間・科学』(H9~H21通巻13号)を発行した。
平成13(2001)年度、地域科学人間研究所と生涯学習センターを統合。地域貢献活動を積極的に推進することとした。
「こども発達臨床センター」の設立
平成14(2002)年度、本学専門機関として「こども発達臨床センター」発足。子どもに関する広領域の研究・調査を行い、子どもの発達を支援することに努める。
「江角学びの交流センター」の設立
平成20年9月、「江角学びの交流センター」発足。当センターは、従来の地域人間科学研究所・生涯学習センター・こども発達臨床センターの各活動を見直し、互いの連携を強めることを目的として統合する。「江角学びの交流センター」の名のもとに、「地域人間科学研究所」「こどもの未来支援室」「生涯学習支援室」の三部門からなる組織とした。
平成27(2016)年度、江角学びの交流センターに、「地域貢献推進室」を新設し、全学的・組織的に地域貢献活動への取組を強化する。この地域貢献活動については、学内組織としての「地域貢献推進委員会」および「ボランティア支援委員会」と協働し、江角学びの交流センターが地域と本学を結ぶ窓口となって情報を一元化するとともに、活動主体の役割を担うこととなる。

規約

想林

江角学びの交流センターの機関誌として、学術紀要の性格を含む総合学術雑誌です。

地域貢献活動報告