鹿児島純心女子短期大学

TA(日本語教官助手)だより-3 information

私はオーストラリアのブリスベンにある、サザンクロスカトリックカレッジにて、日本語の先生の助手をしています。昨年4月にオーストラリアに来て以来、毎日が新発見の連続です。そんな生活も残すところ、あと1ヶ月となりました。皆さまにオーストラリアの良さと私の充実している生活をほんの少しだけですがご紹介しようと思います。

 

まず、現在の季節についてです。ご存知の通り、オーストラリアは南半球にあるため、季節が日本とは真逆です。寒さの厳しい日本の2月に比べて、オーストラリアの2月は1年間で最も暑い時期です。多くの人がプールや海に行き、ヨット、サーフィンといったマリンスポーツも盛んです。ブリスベン近郊にはゴールドコーストなどのビーチで有名な場所がたくさんあり、どこへ行っても驚くほど水が綺麗で、砂浜が真っ白です。先日、サーフィンに挑戦する機会があり、私も無事に初波乗りを果たしました!

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次に私の学校での仕事についてご紹介したいと思います。私が勤務するサザンクロスカトリックカレッジでの日本語の教え方は先進的です。なんと授業の進行をすべてオンラインで行います。教室に設置してあるiPadを利用し、日本語学習用のウェブページにて勉強をします。新しい文法を学習する時は、ユーチューブのビデオを使用します。驚くべきことに、そのウェブサイトもユーチューブのビデオも先生の手作りです。テクノロジーを駆使した授業なのでこちらに来たばかりのころは戸惑うことが多々ありましたが、今では随分ハイテクな教育環境に慣れたような気がします。

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最後にホストファミリーについてお話しします。今のホストファミリーで4家族目です。だいたい1家族に2~3ヶ月、お世話になっています。それぞれの家族で生活習慣が異なるので、様々な経験ができました。例えば、ある家族はロシア出身の方で、家での公用語がロシア語だったり、ある家族はヨットで生活をしたこともあるなど、ヨットと密接な関係を持っていたりと様々です。さらにホストシスター・ブラザーの年齢も2歳から28歳までと幅広く、特に子供の英語は聞き取るのが難しいため、リスニング力・スピーキング力ともに大分鍛えられました。

日本でできないことを約1年間のオーストラリア滞在でたくさん経験させていただきました。このような素敵な環境を私に提供してくださった純短やサザンクロスカトリックカレッジの先生方をはじめ、オーストラリアで出会った方々、そして両親には感謝してもしきれません。新しい知識を可能な限り吸収し、残りの1ヶ月も充実した海外インターンシップにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

*Y.I.さん(鹿児島玉龍高校出身)は平成28年に英語科を卒業しました。現在TAとして活躍しています。