私はオーストラリアのパースにあるアットウエルカレッジで日本語教官助手をさせていただいています。

生徒たちはとてもパワフルで、私も生徒たちの勢いに負けないぞという気持ちで毎日過ごしています。私の仕事は授業中に生徒たちの質問に答えたり、問題が解けているか見回ったり、プリントの採点などです。自分が今まで疑問に思ったことの無い日本語の質問を生徒たちから受けますが、英語と日本語の微妙な違いを説明するのはとても頭を使います。しかし、日本語を教えることは毎回新たな発見があり、また普段と違う視点から見る日本語は大変面白いです。逆に生徒たちの質問によって、私自身も日本語を学んでいます。

こちらに来た当初は、現地の人々の話す英語の早さに圧倒され会話に入れず、自分の英語力の無さに大変落ち込みました。自分の英語を話すことが怖くなるほど、自信を無くしました。しかし、友人や家族、先生方の励ましのおかげで、「失敗してもダメでも挑戦した証拠だ！」と前向きに考えられるようになりました。また、ホストファミリー、先生方、生徒も大変親切で私のカタコトの英語に耳を傾けてくれ、今では失敗を恐れず何事にも挑戦できています。

こちらに来て約3ヶ月がたちました。たくさんの方々に支えられてできている留学であると実感する日々です。今週から2週間のホリデーに入り、ホストファミリーとキャンプに行く予定です。オーストラリアの大自然を満喫したいと思います。

＊M.M.さんは、現在英語科の2年生で、現在、海外インターンシップで活躍しています。