ニュージーランド研修

　今年2月から3月の1ヶ月間、海外研修に参加した国際人間学部ことばと文化学科のN.H.さんに、研修中の出来事や感想を聞いてみました。
　〇研修先 ニュージーランド（Massey University）
　〇研修期間 2019年2月～2019年3月

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１）海外研修に参加しようと思ったのはなぜですか？

　高校時代に大学パンフレットで見て興味を持っており、入学してから1年生で参加しようと決めました。
　大学で英語を専門的に学んで、海外渡航経験のない自分にどれぐらいの力があるのか知りたかったこと、そして1ヶ月の研修で、2年生や将来へと続く、学びの糧となる経験を得たかったことが理由です。

２）現地の雰囲気や大学の校風は？

　Aucklandはとても過ごしやすく、自然と調和した街でした。
　Massey Universityは、自然を満喫しながら学びに集中することができる、最適で最高な場所でした。近くにはカフェテリア、図書館、スポーツジムなど学生がリフレッシュできる場所もあり、私たちも自由に使えたので、現地の大学生と同じように学生生活を十分に楽しむことができました。

３）研修先でのプログラムは？

　 毎日9時から英語の100分授業が2コマあり、火曜日から金曜日は、休憩を挟んで60分間の授業がありました。午後はスピーキングなどのアクティビティが多く、マオリ族に関する授業もありました。
　授業の他に、Fun DayやActivity Day、他国の留学生と交流する会などの様々な楽しいイベントや、日本人の留学生同士でスポーツをして交流を深める時間もあり、そこで新しい友だちを作ることができました。

４）研修先で、どのようにして現地の学生と交流を深めましたか？

　大学内のバス停でバスを待っているときに、同じバスを待っていそうな人に声をかけて交流する努力をしていました。
　学外では、ホストファミリーにお願いをしてZUMBA教室に通いました。地域の人々とたくさん交流することができ、尚且つ、大好きなダンスをニュージーランドでも思いっきり楽しむことができました。最後のクラスの時には先生から手づくりの賞状を頂き、感極まって泣きそうになりました。本当に人々が温かくて、最高な時間でした。

５）海外研修に参加したことで何がどのように変わったと思いますか？

　大きな変化は、自分に対する考え方です。ニュージーランドでの1ヶ月間は新鮮で、今まで以上に楽しく英語を学ぶ貴重な時間でした。もっともっと英語力、コミュニケーション能力、そして自信を身につけて、様々な国で人々と出会い、人間性を高めていきたいという気持ちになりました。
　また、自分の将来をしっかりと考える良い機会にもなりました。ニュージーランドに行ったことで、遠くに感じていた未来がすぐそこにあること、そして、もっと努力をしなければならないことを強く感じました。

６）何かエピソードがあれば教えてください。

　最終日の前夜、ホストシスターが日本に持って帰ってねと言ってくれた、私の似顔絵と手紙がとてもとても嬉しくて、部屋でこっそり泣きました。その夜はほとんど寝ず、ホストファミリーに手紙を書いたり、アルバムを作ったり、写真立ての製作に没頭しました。そして最終日当日、早朝にも関わらず起きてきてくれたホストファミリー一人一人に手紙を渡しました。アルバムも写真立ても大喜びしてくれて本当に嬉しかったです。送迎バスが来た瞬間、今まで我慢していた涙が溢れてきました。
　本当にお別れは寂しかったです。しかし、絶対また会えると信じているので、もっと英語力を高めて会いに行きたいと考えています。

７）この経験をこれからどのように活かしていきたいですか？

　まず、これから物事を乗り越えていくための活力に変えていきたいです。そして、現地の大学で習った英語を自分のものにして、身に着けて、日本で楽しく英語の勉強ができるよう、自分の意識の向上に活かしていきたいです。
　また、研修中は楽しいことだけでなく失敗もあったので、その失敗を振り返って、次に活かしたいと思います。失敗を恐れずチャレンジし続けた1ヶ月だったので、その勇気をずっと持ち続けて、初対面の人にも積極的に話しかけられるような、そして話を盛り上げられるような、コミュニケーション能力の向上を目指します。

８）将来の夢は？

　やりたいことが多すぎて、まだ一番近いところにある夢は決めることができていませんが、これから色々な場所でたくさんの経験をして知識を深め、自分に向き合って、立派な大人になりたいです。
　将来必ずしたいことは、色々な国に行くことです。自分の目で見て、感じて、たくさんの人と出会って、文化や生き方を学びたいと思っています。そのための今だと思うので、英語などの学びに力を入れて、とにかく頑張ります。