「養護実習報告会」を実施

「養護実習報告会」を実施

 7月5日(金)、4年生による養護実習報告会を実施しました。本学の看護学科では看護師国家試験受験資格に加え、選択制で「養護教諭一種免許状」を取得することができます。
 養護実習はこれまでの大学での学びを統合し、実際に学校の保健室で養護実習生として児童生徒等と直接関わりながら養護実践力を高めていくものです。報告会には来年養護実習に参加する3年生をはじめ、1・2年生の希望者併せて20名が聴講しました。4年生から4週間にわたる養護実習の報告と事前準備等のアドバイスに加え、交流会の時間が設けられました。先輩から直接話を聞くことができ、養護教諭を目指す学生にとって不安を解消する大変貴重な時間となりました。
 報告を行った4年生からは「報告会に向けて資料を作成する中で、養護実習の振り返りを行うことができ、さらに知識を定着させる機会となった」「私も養護実習に行く前は不安でいっぱいだったため、楽しかったということを伝えることができて良かった」「グループで準備を行ったことで、自分が体験することができなかった学びが共有され、新たな学びに繋がった。個人だけの学びで終わらせてしまうのではなく、グループでのまとめにより、より学びを深めることができた」などの振り返りがありました。
 また、聴講した3年生からは「実習が充実していたという話を聴き、実習内容についてのイメージも持てたため、不安な気持ちが少なくなり、実習が楽しみになりました」「学修していることと直結するため、しっかり学習し、養護実習で活かせるようにしたい」「写真や資料から、授業の様子や実習中に制作した保健だよりなど、実習に向けて何を準備して、どのようなことを子どもたちに教えたのか、詳しく知ることができて良かったです」など、来年の実習に向けて前向きな感想が寄せられました。
 参加者全員が養護教諭という同じ目標に向かって勉学に励んでおり、始終和気あいあいと和やかなムードの笑顔あふれる報告会でした。