看護学科 「緩和ケア実践(学内実習)」

看護学科 「緩和ケア実践(学内実習)」

 

 3月7日(月)~10日(木)の期間、看護学科3年生の「緩和ケア実践(学内実習)」が行われました。3月8日(火)は、がんサポートかごしま 三好 綾理事長を講師に迎え、オンラインにて講演をしていただいた他、がんを患っている方から緩和ケアに関する体験談を伺い、緩和ケアにおける看護の在り方について考える時間となりました。
 三好様からは、がんサポートかごしまの活動や自身の体験等についてのお話をしていただき、「医療の力に加え、患者さんに寄り添える人間力を磨いてほしい」とのアドバイスをいただきました。
 また、5教室に分かれて、がんを患っている方にインタビューする時間もあり、生の声に、学生は熱心に耳を傾けていました。
 参加した学生からは、「様々な人との出会いは支えとなり、疾患の受け止め方を変える」「疾患を抱えていてもいなくても、その人はその人」などの意見が出され、緩和ケアの在り方についての学びが見られました。
 コロナ禍で学外の予定が学内実習に切り替わる中での開催でしたが、学生にとって多くの学びがあった、大変貴重な時間となりました。

 

三好 綾理事長による講演

メモを取りながら、真剣に聴講していました

 

積極的に質問を行う学生

個別にお話を伺う時間も設けられました