保健所実践・市町村保健センター実践 実習報告会

保健所実践・市町村保健センター実践 実習報告会

 

 令和3年9月17日(金)、保健師実習に参加した看護学科4年生を対象に、実習報告会を実施しました。今年度はコロナの影響で市町の状況によっては学内実習へ変更となったグループもありましたが、臨地実習と限りなく近い体験ができるよう配慮された実習プログラムによって、どの学生も多くの学びを得たようです。報告会では、学生が、それぞれの市町における保健・医療・福祉の現状を分析し、そこから見えた課題を挙げるとともに、各種の事業紹介のほか、学生自身が実習中に提案した事業も紹介しました。実習報告をした学生は、「保健師は、その方にあった事業や社会資源を提案するとともに、主体性をもってもらえるような働きかけを行う後方支援の役割を担っていることが分かった」「保健師一人で考えるのではなく、他職種の意見を取り入れていたことから他職種との連携の大切さを感じた」と感想を述べていました。実習を通して、保健師の役割だけでなく、医療現場における多職種連携の必要性を学ぶ貴重な実習となったようです。