学長賞受賞者インタビュー ~看護学科~

学長賞受賞者インタビュー ~看護学科~

 令和3年3月15日の卒業式において、「学長賞」を受賞した卒業生にインタビューしました。


 N.T.さん(看護学科卒業)

①入学前の鹿児島純心女子大学の印象は?

少人数で授業のカリキュラムが組まれており、個別性を大切にしている大学だという印象でした。
また、看護師だけでなく保健師、助産師、養護教諭等の専門的な勉強ができ、看護者として視野を広げることができる大学だとも感じていました。
私は純心高校出身だったこともあり、高校時代に培った建学の精神を、大学では看護の視点から学びたいと考えていました。

 

②4年間で何を、どんな風に頑張りましたか?

私は助産師を目指していたため、夢を叶えるために日々勉強を積み重ねることはもちろんですが、看護者として、人の話を傾聴する力を身につけられるよう努力しました。
ただ話を聞くのではなく、非言語的コミュニケーションを活用しながら、対象の思いを理解したいという姿勢を持ち、常に寄り添えるよう努めました。

わからないことは、憶測で判断するのではなく確認をしたり、私メッセージで自分の思いを伝え、しっかりと話を聴く姿勢を持つことで、対象者やそのご家族と信頼関係を築くことに繋がったと考えています。

 

③卒業を迎える今、振り返ってみて、純大はどうでしたか?

一言で表すと、とても良かったです。

看護学科は、看護師、保健師、助産師、養護教諭と、個々が様々な目標を持ちながらも、常にチームとして助け合う精神で、学年全員で支え合っていました。
実習中、患者さんとの関わりで悩むこともありましたが、学生間でコミュニケーションを取り、自分の視野が広がることで患者さんとより良い関係を構築することに繋がったこともありました。

また、学生だけでなく先輩方や教員との距離も近く、実習や就職活動の悩み、日常生活のことに関して親身に相談に乗ってくださったり、支えてくださったりすることが多く、とても救われました。
後輩や先輩と情報共有する機会もあったため、横だけでなく縦のつながりもとても強く、夢に向かって頑張るにあたって、とてもよい刺激になりました。

 

④社会人になるにあたっての抱負や将来の夢を教えてください。

私の将来の夢は、妊産褥婦とその子、ご家族に信頼される助産師になることです。
妊娠、出産は人生の始まりであり、奇跡です。
同じ女性として、妊産褥婦の思いに寄り添い、女性の持つ力を最大限に引き出せるようサポートできる助産師を目指します。
そのために、常に責任感を持ち、学び続ける姿勢を大切にしていきたいと考えています。

 

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