《授業紹介》調理学実習Ⅱ~鹿児島の郷土料理~

《授業紹介》調理学実習Ⅱ~鹿児島の郷土料理~

10月28日(水)、健康栄養学科1年生が「調理学実習Ⅱ」の授業の一環で、鹿児島の郷土料理を作りました。今回作った郷土料理は、きびなごの刺身、豚骨、さつま揚げ、青のりのすまし汁、軽羹饅頭(かるかんまんじゅう)です。
きびなごは手開きし、菊の花に見立てて盛り付けました。豚骨は豚骨を先に炒め、焼酎を振りかけアルコール分を飛ばし、熱湯をかけて油抜きのひと手間を加え、大根、こんにゃく、ゴボウと一緒に味噌・黒砂糖でじっくり煮込みました。さつま揚げの歯切れのよさはすり身に少量の塩が影響していることや、ふわふわした軟らかい食感にはつなぎの山芋や卵白が影響していること、青のりの色をきれい保つための方法を学びました。軽羹饅頭は自然薯(じねんじょ)をすり鉢ですって作りました。
身近な鹿児島の郷土料理を実際に調理して、調理する楽しさを体感し、次の工程を考えて段取り良く片づけをするように工夫をしていました。実践的な授業で食文化に興味を持ち、郷土料理の特徴や歴史的ルーツを理解できたようです。

きびなごの手開き

きれいに盛り付けできました

豚骨を煮込みます

天盛りに針生姜を添えて

あんこが見えないように上生地をのせます

美味しく出来上がりました!

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