鹿児島純心女子大学「学生相談室」からのメッセージ

鹿児島純心女子大学「学生相談室」からのメッセージ

大学も桜が満開です。
令和2年度がはじまりました。
「令和」の意味は、beautiful harmony。
みなさんの心の花が、素敵に咲くよう、願っております。

政府からの緊急事態宣言を受けて、また、前期開講が延期になるなどみなさんの心に、当たり前の感情である「不安」や「ストレス」が高じて、感染症(COVID-19)を超えて感染してしまうことも気になっています(正しく不安になる、正しく怖がることが大切です)。

「ワンチーム」の気持ちで、そして、長期にわたるであろうこの状況とできるだけ上手につきあっていくヒントをお伝えしようと思います。

感染症対策を、毎日、「ルーティン化」してみるといいかもしれません。
例えば、、、
・朝の体温、健康チェック、味覚などは、「歯磨き」をしながら確認してみる。
・マスク(飛沫を防ぐ)とハンカチ(手洗い)は、服を着るのと一緒にセットにしてみる。
・感染症予防の特効薬は、「直接接触(人や物)」です。
離れていても、心と心がつながるように、相手の心を「想像」してみる。
みんな、生きるために一生懸命です。

これまで感染された方々は、まだ感染していない方々のために、つらい思いをしながらも、ご自分の行動歴をお話しくださっています。感謝です。
また、私たち自身も、もしかしたら無症状のまま感染している「かも」しれません。そして、誰かに感染させてしまっている「かも」しれません。
このような状況は、私たちも、自分が、より人間らしく生きていくチャンスかもしれません。
自分の行動歴を確認しながら、日々、責任を感じながら、自由を得ていけるよう、努めてみる機会のように思います。

この状況と、できるだけ「うまくつきあって」いくことが大切です。
日常の中に、ささやかな「楽しみ」をもちながら、お互いを思いやりながら生活できますように。
みなさまの心の安寧を心から祈っております。
 

鹿児島純心女子大学 学生相談室
 

学生相談室のページ
https://www.k-junshin.ac.jp/jundai/about/facility/
 

ふきのとうの花言葉は、
愛嬌~小さな花が固まって咲いている様子からうまれました。
仲間~花が咲く様子から生まれました。春先に次々と顔を出す様子が
団結力の強さと仲間とのつながりを感じさせます。
待望~まだ雪が残る春先に芽吹くことから、春を待つ人の目印に
なったのだそうです。