「凍結含浸食講座」を開催

「凍結含浸食講座」を開催

1月10日(金)、健康栄養学科2年生の授業で「凍結含浸食講座」を実施しました。
株式会社川内厨房食器の濵田 礼佳氏をお招きし、「凍結含浸(とうけつがんしん)食」についてお話していただきました。
「凍結含浸食」とは、広島県が特許技術を持っており、酵素の力を使って食材の形や風味を残し、舌でつぶせるほど柔らかくしたものです。高齢者の方や、噛む力、飲み込む力が弱い方の高齢者食・介護食に使用されています。
食材が柔らかくなる仕組みや「凍結含浸食調理法」に必要な機器、調理法について教えていただきました。
「凍結含浸食」の人参・ごぼう・大根・鮭が入った味噌汁や、チキンカツ、たくわんを試食した学生は、「初めての食感!」との感想。たくわんは箸がスッと入るほど軟らかく、チキンカツも、普段食べているものと同じ形状で、舌でつぶせるほど柔らかいものでした。
今回の講座を受けて、「形を残したまま軟らかく出来ることを知り、感動しました」「噛むことが難しい方にとって、優しい食材だと思いました」「見た目で食欲の違いが出ることを実感しました」と、各テーブルで感想が述べられました。