各機関案内 鹿児島純心女子高等学校・中学校
「神様にも人にも喜ばれる女性」の育成
カトリック的人生観に基づき,聖母マリアを理想と仰ぎ,聖母にならい,愛徳・純潔・謙遜・信頼・勤勉の諸徳を修め,強固な意志と鋭敏な良心をもって生涯を貫く力を涵養し,高い知性と豊かな教養に富む女性を育成します。
校訓 心清きものは幸いなり
まっすぐな心で物事を見つめ,真理に向かって歩みます。清さとは,一途な生き方であり,嘘,偽りのない純粋な心でひたすらに歩む,潔白さ,潔い生き方であり,マリア様の汚れない心に倣う生き方なのです。聖書に「心清きものは幸いなり,その人は神を見る」(マタイ5の8)とあります。
学園標語 マリア様いやなことは私がよろこんで
純心が女性の理想像とする聖母マリアは,周囲の人々の必要にいち早く気付き,当然のことのように手助けをし,労を惜しみませんでした。学園の創立者シスター江角は,生徒たちに人々がためらうような,骨の折れる仕事や,目立たない地味な奉仕を喜んで引き受け,社会の潤滑油となることを願いました。また,その自由な,率先した生き方から生まれる人間としての深い喜びを生きるようにと,人々の幸せのために苦労を自ら引き受ける生き方をもって模範を示しました。
教育の特色
2018年 21世紀型教育始動
21世紀の社会は,テクノロジーの発達により,多くの仕事をロボットやAI(人工知能)が担うようになります。
また,グローバル化が進み,さまざまな国の人々とコミュニケーションをとる必要があり,英語力や異文化を理解する態度はますます重要になります。
さらに,私達が住む鹿児島・地域が解決すべき課題も多様化していきます。 このように,これからの社会には「知識だけでなく,自ら考え表現できる人」が求められます。
これからの時代を生きる生徒たちのためにできること。
基礎基本から入試学力までを養成する「PIL」,答えが1つではない問い・課題に向き合う「PBL」,一人ひとりの多様な学びを支援する「ICT」,英語だけでなくその活用まで幅広く学ぶ「PE」。 純心は21世紀型の新しい学びを実践していきます。
ラーニングピラミッドとは,学習定着率の傾向を示した図です。講義
を聴くよりも練習したり,教え合ったりした方が学習の定着率が高いと
言われています。相互に教え合う学びを通して,より高い学習内容の
定着を目指します。
ただ1つの正解などない,変化する時代の中で,最適な答えを探
求するために,教養や判断力,自らの考えを相手に発信する技
術,そ
して心。これらを身につけるために課題解決型で探究的な学
びを実践
します。
また,2017年6月,鹿児島県長島町にある「長島大陸Nセンター」と
課題解決型学習に関する連携協定を結びました。よりリアルな探究を
展開します。
「ICT利活用=タブレット」ではありません。スタディサプリやGoogle
(G Suite for Education)など,学びのため,コラボレーションのため
のツールとしてICTを活用します。
英語だけでなく,地域理解,異文化理解,英語によるプレゼンなど,言語とその活用まで幅広い学びを実践します。また,ターム留学など,海外研修もパワーアップします。
21世紀型能力を見据えた新たなコース
1.S特進コース
少人数のきめ細かな指導で,難関国公立大学(文系・理系)や
医歯薬系大学への合格を目指すコースです。
2.選抜コース
新しい学びを通して,鹿児島大学などの
国公立大学への合格を目指すコースです。
3.英語コース
「世界の中の私」という視点に立 ち,
英語を使って世界で貢献する女性を育成するコースです。
4.本科コース
「純心の核」となるコース。それが本科コースです。
礼法や鹿児島純心女子大学による特別講座など,純心ならではの体験学習や奉仕活動を通じ
人間力を高め,指定校推薦や姉妹校入試で進学を目指します。
教育の特色
学力向上対策
- (1)21世紀型教育に基づく少人数制授業
- (2)テーマ学習(PBL)やアクティブラーニング型の授業展開
- (3)学期ごとの「スペリングコンテスト」や「英語暗唱スキット弁論大会」など、多彩な行事を通しての英語力の修得
- (4)3年次に1年間をかけて「卒業レポート」を作成する。
コミュニケーション能力を高める指導
生きる力とは、自分も他者もどちらも大切にし、共存を目指す心から生まれます。
つまり、相手とのコミュニケーションを保ちながら理解を深めることが必要です。そのために、本校では「親業」のインストラクターの資格を持った教員を中心に「自分の気持ちを上手に伝える方法」などを指導します。国語の教材と並行して、主に1年次に学びます。
※「親業」( おやぎょう) アメリカで開発されたコミュニケーションメソッドです。
- 校長
- 久松 久美子
- 創立
- 昭和8年12月
- 住所
- 〒890-8522
鹿児島県鹿児島市唐湊4丁目22番2号 [地図] - TEL
- 099-254-4121(代)
- FAX
- 099-252-7688