鹿児島純心女子短期大学

TA(日本語教官助手)だより vol.2 information

みなさんこんにちは!私は今、オーストラリアのパース市にあるシェントンカレッジで、日本語教官助手(TA)として日々奮闘しています!シェントンカレッジは、1枚の写真に収まり切れないほどとても広くて大きな学校で、生徒数が約2,000人おり、先生も数えきれないほどです。これからもっと大きくなるそうなので、教室から教室への移動がとても大変になりそうです。

 

シェントンカレッジでのTAの主な仕事は、日本語を教えている先生方のアシスタントとして、授業中に生徒が分からないところを教えたり、会話の練習をしたりすることです。日本語を学んでいる中学1年生から大学受験を控える高校3年生までの全学年の生徒と接することができ、たくさんの刺激をもらっています。ただ、一人ひとりの名前を覚えるのは本当に大変です!こちらに来て約2ヶ月が経ちますが、1日が怒涛のごとく過ぎ、とても充実した生活を送っています。生徒の中には、私の名前を覚えて話しかけてくれる子や勉強熱心でたくさん質問をしてくれる子もいます。少しでも多くの生徒たちが日本語に興味を持ち、「楽しい!」と思ってもらえるよう、アクティビティや練習問題を考えています。先生方も素敵な方ばかりです。常に忙しそうですが、生徒たちのためにいつも一生懸命でとても尊敬しています。

私は、シェントンカレッジに通っている生徒たちの家にホームステイさせていただいています。これまで3家族のホストファミリーにお世話になりましたが、どのファミリーもとても良くしてくださっていつも別れるのがさみしいです。1ヶ月ごとや2週間ごとにファミリーが変わり、7回以上家を転々とするので移動が大変ですが、さまざまな家庭と接して多様な文化や生活習慣を知ることができるので、楽しいです。ホストファミリーとは、一緒に料理をしたり買い物をしたりと本当の家族のように接してくれて、気兼ねなくリラックスして過ごせています。また、時々私の話す英語を訂正し、正しい言葉を教えてくれるので、英語の勉強にもなっています。

学校がない休みの日には、同じTAのYさんとシティに出かけたり、1人で街を散策してゆっくり過ごしています。パースは自然が多く景色が綺麗な場所が多いので、日本人にとっても非常に過ごしやすいと思います。冬は、天気の良い日にピクニックに出かけ、公園でお昼寝をし、夏は一日中海で泳ぎ、バーベキューをするのが慣例となっているそうです。夏が待ち遠しいです!

 

このように、TAとしてパースに来て、毎日が新鮮で充実しています。しかし、楽しいことばかりではありません。カルチャーショックを受け、自分の英語力の未熟さに悔しい思いをすることも何度もあります。しかし、これは私自身が選んだ道であり、自分を成長させる一歩だと思い、焦らず1つ1つを一生懸命やっていきたいと思っています。貴重な経験をさせていただき、先生方や家族に感謝しています。自分の英語力を高めるだけでなく、多文化に触れ視野をより広げることができるので、興味のある学生のみなさん、ぜひ挑戦してみてください!

 

*M.K.さん(鹿児島高校出身)は、現在英語科の2年生で、現在、海外インターンシップで活躍しています。