TA(日本語教官助手)だより vol.1

2018.07.19

私がオーストラリアにきてから2ヶ月半が経ちました。最初は、これまで20年間英語圏の国に行ったことがなかったため、ついにオーストラリアへ来て、日本語教官助手という仕事ができるという喜びの気持ちと、初のホストファミリー、初の英語圏での生活への不安な気持ちが入り混じっていました。

しかし、私のホストファミリーはとても社交的でアクティブなので、到着した日からとても刺激的な毎日がスタートしました。彼らは、私のことを家族の一人として扱ってくれ、パースの素晴らしさを日々感じています。

 

学校生活では、7年生から12年生(中学1年から高校3年)までの生徒のクラスを受け持っています。学年によって生徒の学習意欲はさまざまで、生徒もいろいろな子がいます。やる気のある子、ない子。また、授業のノートすらとらない子もいて、私はそういった子たちがどのようにしたら授業に参加してくれるかを考えながら、まず生徒たちとの距離を近づけることから始めました。

生徒によっては難しい子もいますが、少しずつ授業外で積極的に私に質問をしにきたり、ただ私とおしゃべりをするためにオフィスに来る子などもいます。少しずつ生徒との距離も縮まり、日本語に対する学習意欲が変わってくる子がいるという事実に隠しきれないほどの喜びを感じます。日本とは違い、ストレートに思っていることをぶつけてくる子や、そもそも私のことを無視する子などもいて心が折れることも少なくありません。しかし、そういう子たちが「日本」に、また「日本語」に興味を持ってくれるように工夫することにやりがいを感じます。まだまだ未熟ではありますが、少しずつ成長していることも感じています。これからも頑張っていきたいと思います。

学校以外では、日本にいる時から取り組んでいたボランティア活動をこちらでもやっています。私のホストマザーがとてもボランティアに興味がある方で、私もこの2ヶ月で、行方不明の70代男性を見つけるお手伝いをしたり、記憶障害の奥様と離れ離れになった男性を再会させるために署名活動をしたりしました。今は、難病のため手術をしなければならないのに、貧しくてその手術を受けることができない女性の”Fighting for Rachel”というチャリティにボランティアとして参加しています。異国の地でさまざまな国籍の人たちとボランティアを共に行い貴重な経験をしています。

私は、オーストラリアに日本語教官助手としてきて良かったと心から感じています。もちろん楽しいことばかりではありません。辛いこともたくさんあります。しかし、何よりそれらを通して自分自身が日々成長していることも実感できます。これからも一日一日を大切にしていきたいです。

 

*N.B.さん(鹿児島純心女子高校出身)は今年3月に英語科を卒業し、現在、海外インターンシップで活躍しています。

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