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看護栄養学部 看護学科


鹿児島純心女子大学 > 看護栄養学部 > 看護学科 > 2011年バックナンバー



topics社会人学生紹介

社会人の経験を経て本学に入学した学生に取材しました。

看護学科社会人学生紹介(1.4MB/PDF)

topics実践看護学演習(訪問看護シミュレーション)

看護学科において、3年後期に本格的に始まる臨地実習を前に、「実践看護学演習」が開講されました。この科目は、今までに蓄積された各領域の知識や技術をいかに統合して、実際の医療現場でどう活用するかということを、模擬体験をとおして学ぶものです。脳出血という事例を時間軸で追っていく方式で実践し、対象者の健康状態、発達段階、環境、個別性に応じた看護を実践する能力を養います。

今回は訪問看護のシミュレーションが行われていました。学生はそれぞれ看護師、実習学生、利用者、介護者、観察者の役割を分担します。玄関での挨拶から、バイタルサインの測定を含めた必要なケア、ケア終了後の玄関での挨拶の一連を15分で終了し、フィードバックを行った後、役割を入れ替わります。

カルテ類から対象の状態を評価した上で、実習学生役では必要な看護計画を立案し、実践することが求められます。利用者役の学生は、対象の状態をイメージして演じなければなりません。看護師役、介護者役においては、それぞれの立場で実習学生に関わります。また、観察者役の学生は各役割の学生を全体的・客観的に観察し、気付いたことをフィードバックします。

訪問時の服装や挨拶などの基本的なマナーだけでなく、様々な視点から一つの事例を体験することで、学生達は貴重な気づきを得ているようでした。この演習をとおして、相手の立場に立つ難しさや大切さを知り、後期の実習では専門的な知識や技術を大いに活かしてくれることでしょう。

訪問時は自分が何者なのかはっきり伝えます。
訪問時は自分が何者なのか
はっきり伝えます。
靴もきちんと揃えるのがマナー
靴もきちんと揃えるのがマナー
バイタルサインをチェック
バイタルサインをチェック
それぞれの役割をしっかりと演じます。
それぞれの役割を
しっかりと演じます。
フィードバックではお辞儀の確認
フィードバックではお辞儀の確認
先生の言葉に真剣に聞き入る学生達
先生の言葉に真剣に聞き入る学生達
topics地域貢献〜看護研究セミナー 第2回

6月18日(土)、看護師・助産師・保健師の方を対象とした公開講座「看護研究セミナー」の第2回目が行われ、約30名の方が受講されました。この講座は平成19年度から開講しており、地域の方々と連携を図りながら、臨床現場の様々な課題を持ち合い、看護の質の向上を目指しています。

今回は、それぞれの研究課題の進捗状況別に分かれてのグループワークの講座です。本学教員がコーディネートしながらの対話方式で、参加者の職場での実情や身近なところでの疑問や悩みを持ち寄り、研究対象の多角的な見方や証明の仕方などを話し合いました。大学の教育に触れ、他の職場の方と交流することで参加者各自の研究課題解決の一助となり、看護の質の向上と地域医療の更なる発展に繋がることを期待します。

質向上に向けて熱心に意見交換します。
質向上に向けて熱心に
意見交換します。
どのグループでも熱心さが伝わります。
どのグループでも熱心さが
伝わります。
topics日常生活援助法

思いやりや考える力を引き出してくれる授業

日常生活援助法は、看護に必要な基礎技術を学びます。技術は5〜6人の学生同士のグループ演習を通して習得します。演習内容はベッドメーキングから始まり、体位変換、バイタルサイン測定、食事介助と徐々にステップアップしていきます。看護師役、患者役を設定して行うこの演習には、実際に患者役が痛みを感じるものもあります。「痛み」と聞くとえーっと身を引いてしまう人もいるかもしれませんが、この「痛み」を感じることで私達はより患者の気持ちに近づくことができます。

そして、痛みを少しでも和らげるためにはどうすればいいのかと考えることができるようになり、技術を行う際の声かけの大切さも分かってきました。看護師役、患者役のそれぞれが役に入り込み、思ったこと、感じたことをお互いに言い合い、ぶつかった問題を一つ一つグループ全員で考えながら、時には涙も流しながら解決へ導き、一つの技術をつくっていくのがこの日常生活援助法の講義です。 講義を受けて分かったつもりになっていても、実際にやってみると技術はほとんどできません。一人ひとりが力を合わせ、練習して、やっとひとつの技術を身につけることができます。

講義が開講されたばかりの入学当初は、教員の先生方に答えを求めてばかりで、声かけも「○○します」とか棒読みだったものが、自分たちで積極的に話し合い、声かけも「○○しますけど○○じゃないですか」や日常的な会話を入れたりできるようになった自分をみると、1年間で成長したかな?と感じます。  看護学科 2年 山下 理沙さん(宮崎・宮崎学園高校出身)

三重の関心が注げるようになるために

日常生活援助法は1年間を通し、看護を実践するための基盤となる「看護技術」を修得する科目です。グループによる演習を主体とし、ティームティーチング方式で指導をします。常に複数の教員が入りグループや個別の指導をしますが、あくまでも学びの主体は「学生」で、学び始めの学生でも考える力を持っていることを信じ、ひたすら待ち続けます。その中で次第に、学び方を身につけ、教師に頼らなくなり「理解できること」「行為できるようになること」に喜びを感じているように思えます。また演習の中で、患者体験や看護者体験をすることで「相手の位置にたつ」ことの難しさや必要性を実感できるようになることを意識した指導をします。

ナイチンゲールは、看護者の基本的姿勢として、対象者に向かい合ったとき第1の関心「知的な関心」を注ぎ、第2の関心に「こころのこもった人間的関心」を重ねて、第3の関心に「実践的・技術的な関心」を注ぐこと、つまり〈三重の関心〉を注ぐことを説いています。それによってその人に必要な看護を実践できると言っています。これは本学の教育理念の『いのちを育む知性と愛』を看護学科として具現化することであると考え、前述した技術の修得においても〈三重の関心〉が注げるようになることを目指して、さらに工夫を重ねていきたいと思っています。  看護学科 准教授 花井 節子

topics地域貢献〜看護研究セミナー 第1回

5月28日(土)、看護師・保健師・助産師の方を対象とした公開講座「看護研究セミナー」が行われ、約50名の方が受講されました。この講座は平成19年度から実施しており、地域の看護者の方々と連携を図りながら、看護の質の向上を目指しています。全2回で、次回は6月18日(土)にグループワークを行います。

今回は看護学科の小楠講師が、研究の進め方や研究計画の考え方などについて講義を行いました。実際に医療現場で働く皆さんとあって、真剣な表情で説明に耳を傾け、メモを取る姿が見られました。大学での教育に触れていただくことにより、地域医療の更なる発展に繋がることを願います。

研究の進め方にについて講義する小楠講師
研究の進め方にについて
講義する小楠講師
熱心に耳を傾ける受講者の皆さん
熱心に耳を傾ける受講者の皆さん