一歩一歩の積み重ねで、豊かな心を養いました

　　

　　若林　瑞季　さん（川内高校出身）

　　　　　学　科：健康栄養学科

　　　　　内定先：済生会川内病院

　　　　　職　種：管理栄養士

　　　　　

　　　　　

• 18歳の頃、何になりたかったですか？そして、純心に決めたのはどうしてですか？

　その頃から、管理栄養士になりたかったです。最初は栄養管理ができるステキな奥さんになりたいというような不純な動機でした。純心は、小さい頃から慣れ親しんだ地元の薩摩川内市にあり、管理栄養士養成の大学ということで入学を決めました。栄養士ではなく、管理栄養士になりたかった私には、鹿児島県で唯一管理栄養士の受験資格がもらえる大学だったことも、大きな決め手でした。

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• 純心で学んだこと、純心の魅力または学生生活で印象に残ったことを教えてください。

　栄養に関わる知識はもちろんのことですが、それ以外に、集団をまとめる力や協力する術を学びました。健康栄養学科は毎年大学祭で、お菓子を作って販売します。その制作する課程で、周りの人とどのように接して完成まで取り組んでいくのか、またどう伝えればお互いが気持ちよく作業を進められるのか、協調することの大切さを学びました。これは、管理栄養士になってからもとても重要なことなので、身に付けることができてとても良かったと思っています。お菓子が完売した時にはクラスみんなで喜び、達成感を味わうことができたとてもいい思い出です。

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• 今の内定先にした「決め手」は何ですか？就職活動はどんなことに注意し、どんな風に取り組みましたか？高校生の方にアドバイスをするとしたらどんなことですか？

　決め手は、大きく2つあります。幼少期に大変お世話になった病院であったということ、たくさんの経験をつめる総合病院であったということです。総合病院の求人はいつ出てくるのか分からず、気長に待つことが多いです。それを聞いていた私はその間、自己分析に力を入れました。就職活動をする上で一番と言っていいほど重要となってくることは自分を知ることです。今までの人生の中でどのようなことをして何を感じたのか、自分はどのような人間なのか、きちんと理解しておくことが大事だと痛感しました。このようなことを言われると難しく感じると思いますが、みなさんでも簡単にできます。今はとりあえず、たくさんのことに挑戦したり経験したりしてみることです。アルバイト1つでも学べることは山ほどあります。そうすることで就職活動が有利になるヒントを見つけることができるかもしれません。今の生活にプラスワンの何かを見つけてみてください。

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• 4月からの抱負、また、2・3年先の自分の在り方（どんな自分になっているか・希望や目標）も語ってください。

　4月から社会人となります。不安だらけですが、職場の先輩方にたくさんのことを教えていただきながら、人の役に立つ管理栄養士になれるよう精進していきたいと思います。様々なことを経験して引き出しの多い女性になれるように頑張りたいです。